ペットボトルウォーターサーバーは不衛生

アダプター式ペットボトルウォーターサーバーのデメリット

アダプター式のペットボトルサーバーのデメリットといえるのは、冷水が十分に冷えなないことやお湯が十分に熱くならないことがあって、満足できる温度の状態で使えない場合があることです。

冷水は冷えても10℃くらいまでで、季節によっては冷たく感じることもありますが水道水や常温で買ってきた飲料水を置いている状態とそれほど変わりませんし、お湯も高くても90℃くらいですからお茶やコーヒーを入れるには適していますが、カップラーメンを使うことを考えたら十分な温度ではないでしょう。

口径が合う容器にはいっているものを購入しストックしておく必要もあって、一人暮らしであればそれほどコスト面の心配もいりませんが家族で飲む場合には頻繁にペットボトルを買わなければなりません。
アダプター式はメーカーによってセットできる口径が決まっているため、使うことができる特定のメーカーの水しか飲むことができないデメリットもあります。
本体の購入価格とペットボトルを購入する頻度を考えると、コストがかかりすぎてしまうこともデメリットです。

本体内部を十分に清掃することができないため、水垢などがたまってしまう可能性があります。
湿気が常に残った状態だとカビや雑菌の繁殖が考えられ、浄水器のようにカートリッジが交換できるわけでもないため不衛生になりがちです。

2リットルのペットボトルウォーターサーバーの衛生的な水の捨て方

一人暮らしであまり2リットルのペットボトルサーバーを使わず、何日もたってしまった場合水質が劣化している恐れがあるため、取り外して新しいものを設置したほうが良いですがそのままだと不衛生な水がサーバー内に残ってしまうので注意が必要です。

ペットボトルに逆止弁や専用キャップなどを取り付けてから設置するタイプであれば、容器だけ取り外して捨てるのではなく逆止弁やキャップごと取り外せば水漏れが起きずに衛生的な水の捨て方ができます。
このとき部品を外して清掃できるタイプなら、きれいにしてから新しい水を取り付けるようにしましょう。

ペットボトル内の水を使い切ってからのほうが衛生的な取り外しができますが、飲み残っている場合でも説明書を参考に正しい手順で取り外せば水が漏れて2リットルのペットボトルサーバーを不衛生にしてしまう心配はいりません。

多少漏れてしまった場合はキッチンペーパーなどでふき取り、設置口にほこりなどがあったときは水道水で濡らした布巾でふき取るのではなく、除菌シートでふき取るようにするとカビや雑菌を抑えてきれいにできます。

ウォーターサーバーは頻繁に使っていても部分的に古い水がたまったままになることがあるため、構造を理解して使う必要があります。